2016.03.28 Monday
白川秀樹先生のお話から学ぶ
白川秀樹先生のお話から学ぶ
その昔、現在のNOVAではなく、昔のNOVAの話ですが、
いきなり英語しゃべりたい病に感染、360回レッスンのチケットを貯金はたいて買った思い出があります。高かったぁ。
ですが・・・・残念なことにその当時、NOVAはレッスン予約が難しく、宣伝のうたい文句とは違っていたので、最後は全部個人レッスンとなり、360回チケットを全部こなすのに実に苦労しました。
グループレッスンはいつも3人の生徒とネイティブの先生が一人。
会社員、大学生、大学院生、フリーター、韓国人など、いろいろな人と一緒のクラスになりましたが、先生が「はい、フリートークよ」と言うと、たいてい下手な英語で意味のわからないことを平気で喋っているのは私だけ。
あら、と思うと、みんな黙り込んでいるのです。
ある時、韓国の学生さんと、日本トップ大学の学生さんと3人で一緒のレッスンになったことがありましたが、その時は韓国の学生さんが英字新聞を持ち込んでいて、それはそれは熱心に質問していたのを覚えています。凄い。
しかし、日本の学生さんはしらーーーっとしていた。
あらら。
先日、21世紀構想研究会(馬場錬成・理事)が開かれ、
白川秀樹博士(1936年8月20日生まれ・獅子座)が「科学は日本語で考えることが重要」との講演をしてくださいました。
白川博士がノーベル賞授賞発表直後、ある外国人記者から面白い質問をされたそうです。
「自然科学三賞の受賞者数が欧米諸国と比べて日本が極端に少ないと言われているが、
アジア諸国の受賞者の中では、日本人が際立っているのは何故か?」という質問です。
そこで博士は考え、ある結論に達したということです。
「言語には伝達という局面のほかに、思考の道具という性格がある。」
日本人は江戸時代から欧米の自然科学用語を日本語に翻訳してくれた偉人がいた。
自然科学用語を母国語で理解し、母国語で思考している。
理科や自然科学の勉強を、日本人は母国語で書かれている教科書で学んでいる。
先人のその恩恵に浴している。
だからノーベル賞受賞者がアジアの中では多いのでは?ということです。
1774年の杉田玄白(1733年10月20日生まれ・天秤座)が翻訳した解体新書をはじめ、津山藩の藩医であった宇田川榕庵(1798年3月9日生まれ・魚座)が、西欧で生まれた自然科学の沢山の用語を、日本語・母国語に訳しています。
宇田川榕庵は魚座です。
魚座の守護星は海王星で、まさに星占いでは海王星は化学、薬の星なのです。
魚座の手により、300年もその昔に、欧米の化学用語が日本語に訳された。
うーん、凄い。感動。
酸素、窒素、水素、炭素、白金などという元素名、
還元、溶解などの分析化学用語、
細胞、属という生物用語、
これらすべては宇田川榕庵の造語です。
この素晴らしい言葉のセンス、漢字の用い方、魚座ならではのインスピレーション、芸術性を感じますね。
もし、あなたの子どもが魚座なら、化学勉強させてみてはいかが?
もしかしたら将来大物になるかもしれませんよ。
進路に迷っていたら、是非ね。
講演会場では同時通訳の第一人者と言われている長井鞠子女史も素晴らしいご意見を発表してくださいました。
「日本語でしゃべれない人は、英語でも喋れないですよ」
と、ずばっと切り捨てた。
納得。
つまり、日本語で自分の考えをまとめ、日本語でしっかり発言できない人は、
英語も使えるわけがない。ということなのですね。
ノバに通っていた学生さんたち、だから、フリートークだと下向いていたんだわ。
でも、学生さんたちだけではなく、日本のリーダーたち、権力者たちも同じではないのかしら?
舛添都知事を先頭に、東京都のオリンピック関係の方々、総勢20名が昨年2015年10月27日から11月2日までの7日間、パリ・ロンドンに海外出張に行かれ、かかった経費が全部で5042万円だったこと、実に驚かされましたね。
10月27日 東京からパリへ
28日 パリ市長面会
29日 地方商工会議所、
ロンドンへ
30日 ラグビーワールドカップ観戦
ジャパンパビリオンレセプション
31日 ロンドン市長面会
ラグビーワールドカップ決勝観戦
11月1日 ロンドン発
2 日 東京着
7日間でも仕事をしたという雰囲気の日は、
28日、29日の2日間とロンドン市長との面会を含めると3日間だけ。
それなのに、東京都知事の海外出張を見てみると、
通訳代金に121万7850円、計上されています。
私はこれに驚いています。
まさか、ラグビー観戦にまで同時通訳連れていってるんじゃないですよね。
GLOVA同時通訳のお値段を見てみると、
国際セミナー、国際会議の一番高いお値段で、8時間11万円です。
同時通訳が必要になるような両国にとって、とても大事な日は3日しかないのですから、ちょっと高すぎないですか?
それに、海外広報担当者も20人の中には5名含まれていたようです。
その5名、どんな英語を話すのかしら?
白川博士の話からとんでもない方向にいってしまいましたが、
日本人の英語ができないのは、考えていないから。ということみたいですね。
やはりノーベル賞をとる、とれないにしても、まずは日本語でしっかりと考え、自分の意見を持つことこそ、
一番大事なことだということでしょう。
これからお子様に英語を習わせようとしているお母様方、
まず、子どもに考えさせましょう。
私も後悔していますが、叱るだけではなく、「どうして?」と
もっと質問すれば良かった。
英語塾に遅刻しそうだから、焦って子どもを叱りながら連れていくよりは、
英語塾なんて遅刻しても、子どもと向き合い、子どもの意見を聞く努力をもっとすれば良かった。
あなたは後悔しないママになってくださいね。
あ、余談ですが、ゴツコーラというハーブは脳の覚醒作用があり、
脳の血流を1.5倍に増やし、頭の回転をよくするという作用があるそうです。
それで海外では子どもの頃からゴツコーラを飲ませているとの話も聞きました。
ゴツコーラを飲み、親から毎日質問され、キチンと答える習慣をもった子どもは、自分の意見をしっかり頭でまとめあげ、
頭の回転数も1.5倍ですから、将来のノーベル賞候補ですね。
白川博士に続けーーーです。
その昔、現在のNOVAではなく、昔のNOVAの話ですが、
いきなり英語しゃべりたい病に感染、360回レッスンのチケットを貯金はたいて買った思い出があります。高かったぁ。
ですが・・・・残念なことにその当時、NOVAはレッスン予約が難しく、宣伝のうたい文句とは違っていたので、最後は全部個人レッスンとなり、360回チケットを全部こなすのに実に苦労しました。
グループレッスンはいつも3人の生徒とネイティブの先生が一人。
会社員、大学生、大学院生、フリーター、韓国人など、いろいろな人と一緒のクラスになりましたが、先生が「はい、フリートークよ」と言うと、たいてい下手な英語で意味のわからないことを平気で喋っているのは私だけ。
あら、と思うと、みんな黙り込んでいるのです。
ある時、韓国の学生さんと、日本トップ大学の学生さんと3人で一緒のレッスンになったことがありましたが、その時は韓国の学生さんが英字新聞を持ち込んでいて、それはそれは熱心に質問していたのを覚えています。凄い。
しかし、日本の学生さんはしらーーーっとしていた。
あらら。
先日、21世紀構想研究会(馬場錬成・理事)が開かれ、
白川秀樹博士(1936年8月20日生まれ・獅子座)が「科学は日本語で考えることが重要」との講演をしてくださいました。
白川博士がノーベル賞授賞発表直後、ある外国人記者から面白い質問をされたそうです。
「自然科学三賞の受賞者数が欧米諸国と比べて日本が極端に少ないと言われているが、
アジア諸国の受賞者の中では、日本人が際立っているのは何故か?」という質問です。
そこで博士は考え、ある結論に達したということです。
「言語には伝達という局面のほかに、思考の道具という性格がある。」
日本人は江戸時代から欧米の自然科学用語を日本語に翻訳してくれた偉人がいた。
自然科学用語を母国語で理解し、母国語で思考している。
理科や自然科学の勉強を、日本人は母国語で書かれている教科書で学んでいる。
先人のその恩恵に浴している。
だからノーベル賞受賞者がアジアの中では多いのでは?ということです。
1774年の杉田玄白(1733年10月20日生まれ・天秤座)が翻訳した解体新書をはじめ、津山藩の藩医であった宇田川榕庵(1798年3月9日生まれ・魚座)が、西欧で生まれた自然科学の沢山の用語を、日本語・母国語に訳しています。
宇田川榕庵は魚座です。
魚座の守護星は海王星で、まさに星占いでは海王星は化学、薬の星なのです。
魚座の手により、300年もその昔に、欧米の化学用語が日本語に訳された。
うーん、凄い。感動。
酸素、窒素、水素、炭素、白金などという元素名、
還元、溶解などの分析化学用語、
細胞、属という生物用語、
これらすべては宇田川榕庵の造語です。
この素晴らしい言葉のセンス、漢字の用い方、魚座ならではのインスピレーション、芸術性を感じますね。
もし、あなたの子どもが魚座なら、化学勉強させてみてはいかが?
もしかしたら将来大物になるかもしれませんよ。
進路に迷っていたら、是非ね。
講演会場では同時通訳の第一人者と言われている長井鞠子女史も素晴らしいご意見を発表してくださいました。
「日本語でしゃべれない人は、英語でも喋れないですよ」
と、ずばっと切り捨てた。
納得。
つまり、日本語で自分の考えをまとめ、日本語でしっかり発言できない人は、
英語も使えるわけがない。ということなのですね。
ノバに通っていた学生さんたち、だから、フリートークだと下向いていたんだわ。
でも、学生さんたちだけではなく、日本のリーダーたち、権力者たちも同じではないのかしら?
舛添都知事を先頭に、東京都のオリンピック関係の方々、総勢20名が昨年2015年10月27日から11月2日までの7日間、パリ・ロンドンに海外出張に行かれ、かかった経費が全部で5042万円だったこと、実に驚かされましたね。
10月27日 東京からパリへ
28日 パリ市長面会
29日 地方商工会議所、
ロンドンへ
30日 ラグビーワールドカップ観戦
ジャパンパビリオンレセプション
31日 ロンドン市長面会
ラグビーワールドカップ決勝観戦
11月1日 ロンドン発
2 日 東京着
7日間でも仕事をしたという雰囲気の日は、
28日、29日の2日間とロンドン市長との面会を含めると3日間だけ。
それなのに、東京都知事の海外出張を見てみると、
通訳代金に121万7850円、計上されています。
私はこれに驚いています。
まさか、ラグビー観戦にまで同時通訳連れていってるんじゃないですよね。
GLOVA同時通訳のお値段を見てみると、
国際セミナー、国際会議の一番高いお値段で、8時間11万円です。
同時通訳が必要になるような両国にとって、とても大事な日は3日しかないのですから、ちょっと高すぎないですか?
それに、海外広報担当者も20人の中には5名含まれていたようです。
その5名、どんな英語を話すのかしら?
白川博士の話からとんでもない方向にいってしまいましたが、
日本人の英語ができないのは、考えていないから。ということみたいですね。
やはりノーベル賞をとる、とれないにしても、まずは日本語でしっかりと考え、自分の意見を持つことこそ、
一番大事なことだということでしょう。
これからお子様に英語を習わせようとしているお母様方、
まず、子どもに考えさせましょう。
私も後悔していますが、叱るだけではなく、「どうして?」と
もっと質問すれば良かった。
英語塾に遅刻しそうだから、焦って子どもを叱りながら連れていくよりは、
英語塾なんて遅刻しても、子どもと向き合い、子どもの意見を聞く努力をもっとすれば良かった。
あなたは後悔しないママになってくださいね。
あ、余談ですが、ゴツコーラというハーブは脳の覚醒作用があり、
脳の血流を1.5倍に増やし、頭の回転をよくするという作用があるそうです。
それで海外では子どもの頃からゴツコーラを飲ませているとの話も聞きました。
ゴツコーラを飲み、親から毎日質問され、キチンと答える習慣をもった子どもは、自分の意見をしっかり頭でまとめあげ、
頭の回転数も1.5倍ですから、将来のノーベル賞候補ですね。
白川博士に続けーーーです。
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