立木冬麗オフィシャルブログ

「レタスクラブ」をはじめとする有名人気女性雑誌を中心に占いコーナーを多数担当している、西洋占星術師「立木冬麗」のオフィシャルブログ

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2016.06.12 Sunday

医者・科学者・星占い師の聖地はここ?

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    科学者、医者、星占い師の聖地はここ?


    岡山の美作の地、美しい自然に囲まれ、古き佇まいの民家が懐かしさを感じさせてくれる、そんな細い道を入ったところに、津山洋学資料館はありました。

    「びっくりしたよ、あんなところに星占いのマークがあるなんて」という言葉に触発され、出かけてみたら、あららホントに凄い。ありました、ありました。星占いの惑星マーク。


    津山洋学資料館の展示の中に、火星♂マーク、月☽のマーク、そしてウラニュス八十四年、水星、太陽、木星、土星などなど・・・・。壁一面に天体情報がありました。
    うわー凄い。面白い。


    以前、ドイツのフランクフルトにある大博物館に行ったとき、あるは、あるは、次々と出てくる星占い関連の展示物。(あ、星占いというか天文学の資料ですね)
    「あ、惑星配置図」「あ、天文年鑑」「あ、観測していた望遠鏡」「あ、土星のマーク」
    おびただしい数の星占い関連のものが飾ってあったのに仰天したことがあります。
    しかし、日本にもあったのです。
    津山洋学博物館に。


    江戸時代は鎖国していた。
    歴史の時間に習ったことが嘘みたいに思えます。


    津山出身の洋学者(蘭学者)たち、宇田川家、箕作家を中心とした江戸時代の活動が細かく展示されていて、目を見張るものばかりです。
    宇田川玄随(1756年1月28日生まれ・水瓶座)
    宇田川玄真(1770年1月24日生まれ・水瓶座)
    宇田川榕菴(1798年3月9日生まれ・魚座)
    日本の近代科学、医学が、これら三人の偉人の手によって初めて日本の地で実用化された。
    その軌跡が手にとるようにわかります。
    この三代続く偉大なる研究者の業績なくして、近代科学を語ることはできません。


    箕作阮甫(1799年10月5日生まれ・魚座)も津山藩の医家に生まれ、
    1823年江戸で宇田川玄真の門下に入り、洋学の研鑽を重ね、
    やがて江戸幕府の天文翻訳員となります。
    天文(台)翻訳員はオランダ語、中国語などマスターした言語を駆使して、多くの本を執筆したり、通訳して幕府のために働いたようです。


    江戸のマルチ学者といわれた宇田川榕菴の展示コーナーは、彼の好奇心がすべて表れています。
    そのコーナーに、惑星マーク描かれていますからね。
    音楽、医学、天文学、植物、地理、歴史、化学、すべてのものが榕菴の頭の中で一つになり、
    360度の目で世界を見渡していた宇田川榕菴。宇宙の星も、人体も、小さな花も、
    すべてが榕菴の土台となり、素晴らしい業績につながっていったのですね。


    偉大なるコペルニクス(1473年2月19日水瓶座生まれ)も入学した大学では神学、数学、天文学、占星術を学び、またイタリアへ留学した際は、ボローニャの大学で占星術の教授ドメニコ・マリア・ノヴアラの弟子となり、4年間、惑星観測に当たったとあります。

    ヨハネス・ケプラー(1571年12月27日山羊座生まれ)もグラーツ大学の数学教授をしながら、ホロスコープ作成し占星術のアルバイトをして生計を立てていました。


    未知なるものに挑戦する科学者は、是非とも星占いの神秘に耳を傾けてもらいたいものです。そして壮大な宇宙の星の言葉からも、何かを学んで頂きたいものです。


    それにしても、宇田川三代、
    宇田川の苗字はつきますが、血のつながりはありません。
    玄随の養子が玄真、玄真の養子が榕菴です。
    弟子入りさせ養子縁組にて、大成功を収めています。

    決して自分の子どもが優秀だったわけではありません。


    現在、政治も経済界も医者も公務員も歌舞伎も芸能界も踊りの先生に至るまで、
    今、世襲制が強く働いています。
    その家系に生まれたから、その家に生まれたからと、
    才能はないのに、継ぐようになっている。
    あ、儲かる仕事であればの話です。
    儲からない世襲はすでに消えつつあるそうですから。


    血縁に頼り過ぎる世襲ではないほうが、本当はもっと発展していくのでは?

    宇田川三代を見ると、そう思ってしまいますね。




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